この記事をお届けしたいのは、こんなお困りごとを抱えている方です。
「空気清浄機がくさい!においの原因は?掃除の仕方は?」
せっかく購入した空気清浄機でも使っているうちににおいが出てくることがあります。これには家庭用の空気清浄機の性能にも限界があるということと、使い続けるためにお手入れが必要であるということを理解する必要があります。
まずは空気清浄機の仕組みについて簡単に知っていただいたうえで、どんな解決策があるのか、また掃除の仕方についてご紹介していきたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう!
空気清浄機の仕組みをかんたん解説!
まずはじめに空気清浄機の仕組みについてできる限り簡単にご説明します。
そもそも商業施設の喫煙所にあるような業務用の空気清浄機と、家庭用の空気清浄機では威力や性能の差があります。
家庭用の空気清浄機は、生活臭やある程度のタバコ臭であれば十分に力を発揮することができますが、通常以上のレベルになると性能が追い付かずにおいを取りきることができません。
ほかにも製品のタイプによっても性能に差がありますので、下記で少々詳しく空気清浄機の製品について説明させていただきます。
空気清浄機の製品タイプは全部で3つ
- イオン式空気清浄機
非常に安価で本体にファンを持たないのが特徴です。音は静かですが、電気の力のみで集塵するためほこりや花粉には効果がありません。他の方式に比べて空気清浄機としての性能は低く、オゾンが発生するため購入には十分な注意が必要です。
- ファン式空気清浄機
ファンの力で集塵するベーシックな構造をしています。価格はファンやフィルターの品質に比例し、フィルターの交換が定期的に必要になるためランニングコストが多少かかります。
- 電気集塵式空気清浄機
イオン式とファン式のハイブリッド型です。フィルターの性能に頼る必要が無いので、ランニングコストはやや低めですが、製品の放電方式によってはオゾンが発生します。
上記のことから、もし空気清浄機の電源が入っているのに部屋のにおいが取れないということでお悩みでしたら、「イオン式空気清浄機」をお使いになっていないか確認してみてください。
空気清浄機のにおいの原因は2タイプ
それでは、ここで本題に入っていきます。
空気清浄機のにおいの発生タイプは2つあります。それぞれ当てはまる方の解決方法を試してみてください。
- 本体がにおう
- フィルターがにおう
まずはじめに、本体とフィルターのどちらがにおうのかを確かめる方法として、フィルターを外してから作動させてみてください。
数時間その状態で放置したあと、においを確認してみてください。もしにおいがあれば本体側がにおいの元になっている可能性が高いです。逆ににおいがな無くなっていればフィルターがにおいの元になっている可能性が高いです。
本体がにおうときの解決方法
本体がにおいの元になっている場合にまず試してみてもらいたいのが、ターボ(最大風量)の状態で数時間稼働させるという手段です。
これはエアコンがにおうときにも使われる方法で、本体内に滞留している空気やにおいが外に放出されることでそのあとしばらくにおいが出なくなります。
上記の方法で改善が見られないという場合は、給水タンク自体を洗うということをやってみてください。タンクの底や蓋に意外と汚れがたまっていることがあるので、きれいに取り除いて様子を見てみましょう。
フィルターがにおうときの解決方法
フィルターがにおいの元になっている場合は、まず製品の説明書を読んで洗えるものと洗えないものを確認してみましょう。水で洗っても問題がないフィルターは専用の洗剤や中性洗剤を使って洗っていきましょう。この時、フィルター以外に取り外しができて汚れがひどい部品も一緒にきれいにしておくとよいでしょう。
空気清浄機を快適に使い続けるコツ
お部屋の空気をクリアで清潔に保つために、定期的にフィルターやタンクのお手入れをすることが望ましいです。せっかく購入した空気清浄機を長く快適に使い続けるためには、汚れやにおいが出てからきれいにするよりは、定期的なお手入れで予防するのが最もベストな方法です。
まとめ
空気清浄機からにおいが出る原因と解決方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
となりの電器屋さんでは、家電に関するお悩み事をサクッとズバッと解決できるよう、読みやすさにこだわった記事をお届けしていきます。
お困りのことがあればぜひいらしてくださいね。またどこかでお役に立てればとてもうれしく思います。
それでは!